組込みソフトウェア⾔語基礎

科目名 組込みソフトウェア⾔語基礎
時間数 3時間
受講方法 e-Learning
講師 髙田光隆
講座概要 C言語は、ハードウェアの操作から高度なアルゴリズムの実装まで可能な、利便性が高い高級言語です。しかし、記述の自由度が高いので、他者が書いたプログラムの理解に時間がかかったり、バグの温床になったりする可能性があります。そこで、自動車業界では、MISRA-Cと呼ぶソフトウェア設計標準規格が用いられます。本講義では、MISRA-Cのメリットや規格の歴史などを解説し、本コースで使用しているプログラムのソースコードを例にMISRA-Cの導入や逸脱の手続きについて解説します。
チャプター 1. 概論
2. プログラムで使われる言語(C/C++/Rust/アセンブラ言語)
3. 開発ツールとして使われる言語(スクリプト言語)
4. データ記述言語、マークアップ言語
5. 組込み特有のソフトウェア事情
6. コーディング規約とは
7. MISRA-C
8. AUTOSAR
9. PBLでのコーディングガイドについて
到達目標 ・組込みソフトウェアで使われるプログラム言語の概要を理解する。
・プログラム言語で使われるデータ記述言語を理解する。
・コーディング規約の概要と使い方を理解する。
・自動車業界で使われるMISRA-Cのソフトウェア設計規格を理解する。
修了認定 チャプター毎のテストで60%以上を正答した場合に、本科目の修了を認定する。
備考