組込みシステム向けのマルチコア初級

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科目名 組込みシステム向けのマルチコア初級
開催日 [対面講義] 2024年9月6日(金曜日)
開講時間 [対面講義] 9時30分から17時00分 (9時00分開場,集合時刻9時15分)
受講申込期間 2024年7月1日(月曜日)~2024年8月25日(日曜日)
受講料 25,000円(税込)
enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」のコース受講料に含まれますので,同コースの履修者には請求しません.
定員 20名
会場 名古屋大学ナショナル・イノベーション・コンプレックス(NIC)館3階催 大会議室(アクセス)
講師 本田晋也(南山大学)
講師は都合により変更する場合があります
講座概要 大規模化・複雑化が進む組込みシステムにおいても,マルチプロセッサシステムの重要性が増しています.ソフトウェアの開発効率を上げ,保守性・流用性を高めるために,リアルタイムOS(RTOS)を用いることは必須です.そのため,マルチプロセッサを用いて組込みシステムを構築する際には,マルチプロセッサ用RTOSが必要となります.より効果的にマルチプロセッサ用RTOSを利用するには,使用するハードウェアアーキテクチャに最適かどうか,システム要件が実現できるかどうか等の判断が必要です.この講座では,マルチプロセッサ用RTOSであるTOPPERS/FMP3カーネルを題材にマルチプロセッサ用RTOSの機能と使用方法について学びます.
実習機材 講義当日は、受講者1人に以下の実習教材1セットをお貸しします.
・開発用ホストPC
WindowsPC, 開発環境(Xilinx社 Xilinx SDK)をセットアップ済
・ターゲットプロセッサ
Zynq-7000(Cortex-A9)
・実行環境
Zybo Zynq-7000 ARM/FPGA SoC Trainer Board
到達目標 マルチプロセッサ用RTOSの基礎とそのアプリケーション開発の概要を理解する
対象者 以下の(1)-(3)の条件がOR条件の方
(1)RTOSを用いた組込みソフトウェア開発に従事されている方
(2)マルチプロセッサを用いた組込みソフトウェア開発に従事されている方,従事する予定の方
(3)マルチプロセッサ用OSの研究・開発に従事する予定の方
前提条件 以下の(1)-(4)の条件にAND条件であてはまること
(1)リアルタイムカーネルの使用方法(外部仕様)を理解していること
(2)C言語のプログラミングができること
知っていること
講義計画 1.マルチプロセッサ用RTOSの概要
2.TOPPERS/FMP3カーネルの概要
3.アプリケーション開発
4.開発環境とカーネルの構築手順
5.マルチプロセッサ用RTOSのアプリケーション開発実習
評価方法 enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」履修者がこの科目を受講した場合の修了認定基準は,次のとおりです.
・理解度テスト60点以上
・全時間数を出席していること
これまでに受講された方々の声  
備考 お申込みや開講に関わる諸条件は,公開講座開講規約のページをご覧ください.