制御システム開発のためのMBD(1回目)
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科目名 | 制御システム開発のためのMBD(1回目) |
開講日 | [e-Learning] 2024年6月19日(水曜日)~2024年7月25日(木曜日) [Zoom講義] 2024年7月19日(金曜日) [対面講義] 2024年7月26日(金曜日) |
開講時間 | [e-Learning] 9時間30分程度の動画コンテンツを期間内に視聴 [Zoom講義] 13時45分から17時00分 (13時15分開場) [対面講義] 9時30分から17時00分 (9時00分開場) |
受講申込期間 | 2024年4月1日(月曜日)~2024年6月2日(日曜日) |
受講料 | 90,000円(税込) enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」の履修者は,コース受講料に含まれますので科目単位では請求しません. |
定員(先着順) | 17名 |
会場 | 名古屋大学 ナショナル・イノベーション・コンプレックス(NIC)館3階大会議室(アクセス) |
講師 | 市原純一(AZAPA)他 講師は都合により変更する場合があります |
講座概要 |
自動車には複数の制御ECUが搭載されており,モデルベース開発の手法により開発するECUが増加している.この科目では,自動車産業で実用化されているモデルベース開発の方法を学び,モデルベース開発の業務を行うための必要なスキル獲得を目指す. 自動車業界のモデルベース開発では,制御工学とソフトウェア開発という異なる種類の知識が必要になる.そこで,この科目では,両者の基礎知識を学ぶと共に,業務遂行に必要とされるスキルを獲得するために,演習を実施する.教材のロボットを制御する演習では,MATLAB/Simulinkを用いた制御モデルの作成と,プログラムのソースコード生成をした結果をロボットに実装してリアルタイムに動作させる内容が含まれる. この科目は,モデルベース開発の業務を行う,制御技術者,ソフトウェア技術者,およびその管理者に適している. |
実習機材 | 対面講義は受講者用PCを用意します. |
到達目標 | 自動車の制御システムの制御設計からソフト実装までをシームレスにモデルベース開発できる人材を目指す |
対象者 | 自動車の制御システム開発に関与する制御技術者,ソフトウェア技術者,またはそれらの開発管理者 |
前提条件 | ・MATLAB/Simulinkの基本操作ができること ・制御設計もしくはソフトウェア設計の経験があること |
講義計画 | 1日目:モデルベース概論/制御設計(e-Learning) 【内容】 ・モデルベース開発の概要 ・システムアーキテクチャ ・制御工学基礎 ・制御対象モデリング ・台車制御設計 ・倒立二輪ロボットの倒立制御設計 【到達目標】 ・モデルベース開発のプロセスを理解する ・制御工学の基礎知識を獲得する ・MBDにおける制御設計のプロセスを理解する ・MILS/RCPについて理解する 2日目:ソフトウェア設計・実装/まとめ(e-Learning,Zoom) 【内容】 ・状態遷移図によるモデル作成 ・MBDにおけるソフトウェアアーキテクチャ設計 ・MBDにおけるソフトウェアコンポーネント設計 ・ソフトウェア実装 ・コード生成 ・倒立二輪ロボットの実機評価 ・経産省ガイドライン 【到達目標】 ・MBDにおけるソフトウェア設計と実装について理解する ・実機評価について理解する ・自動車開発におけるプラントモデルI/Fガイドラインについて理解する 3日目:実習(対面) 【内容】 ・台車制御設計実習 ・倒立二輪ロボットの倒立制御設計実習 ・コード生成・制御組み込み実習 【到達目標】 ・MBDにおける制御設計のプロセスを実習を通して確認する ・コード生成と組み込みについて実習を通して確認する |
評価方法 | enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」履修者がこの科目を受講した場合の修了認定基準は,次のとおりです. ・理解度テスト60点以上 ・全時間数を出席していること |
備考 | この講座では,次のテキストを使用します. ・「制御システム開発のためのMBD」トヨタ自動車,アイシン精機,デンソー,名古屋大学 1日目と2日目のWeb教育は、受講者がMATLAB/Simulinkを使用する演習は行いません. 3日目の対面教育は、演習を行いますが、環境は名古屋大学で全て用意します. 以下は参考情報です. 名古屋大学で演習に使用するMATLAB/Simulinkの版は「R2018a」であり、以下の製品構成です. ?MATLAB ?Simulink ?Control System Toolbox ?Embedded Coder ?MATLAB Coder ?Signal Processing Toolbox ?Simulink Coder ?System Identification Toolbox ?Stateflow お申込みや開講に関わる諸条件は,公開講座開講規約のページをご覧ください. enPiT-Pro Emb向けの文部科学省BP要件該当授業時間数(実務家教員)情報:この科目は18時間です. |