組込みC++
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科目名 | 組込みC++ |
開講日 | [e-Learning] 2024年7月26日(金曜日)~2024年8月27日(火曜日) [Zoom講義] 2024年8月28日(水曜日) |
開講時間 | [e-Learning] 6時間程度の動画コンテンツを期間内に視聴 [Zoom講義] 13時00分~17時00分 (12時30分開場) |
受講申込期間 | 2024年5月1日(水曜日)~2024年7月10日(水曜日) |
受講料 | 25,000円(税込) enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」のコース受講料に含まれますので,同コースの履修者には請求しません. |
定員(先着順) | 40名 |
会場・留意事項 | ・テキストは,受講者に事前に送付します. ・勤務先や自宅などから,Webで受講してください. ・Webでの講義配信に,Zoomを使用します. ・必要な機材は,PC,ヘッドセット,通信環境です.カメラは任意です. 詳しくは,こちらでご確認ください. ・https://zoom.us/test でZoomの基本動作を確認できます. ・質疑応答やグループワーク(発表含め)等は,Zoomで実施します. ・修了テストは,Webテストや,問題のWeb配信とE-mailでの提出などを検討中です. ・ネットワークトラブルにより受講ができなかった受講者には,後日に録画データを配信します. ・インターネット回線(モバイルルーター含む)は,通信容量制限や速度制限のない契約プランでご使用ください.制限を超えると画像が映らない,音声が途切れる等のトラブル発生の可能性があります. |
講師 | 松原 豊(名古屋大学) 講師は都合により変更する場合があります |
講座概要 |
多様な組込みシステムが,自動車,鉄道,航空機,宇宙機,工場や住宅など,さまざまな場面で稼働しています.組込みシステムの多様化,高機能化に伴って,搭載される組込みソフトウェアも急速に大規模化,複雑化しており,開発の効率化が求められています.組込みソフトウェア開発では,従来からプログラミング言語としてC言語が用られてきましたが,近年では,C++言語の採用が増えています(例えば,AUTOSAR
Adaptive PlatformやROSなどのソフトウェア基盤でも,C++言語が採用されています). 本講座では,すべての組込みソフトウェア技術者が身につけるべき,C++言語の基本的な知識とプログラミング・スキルを1日で集中的に学びます.C++言語の特徴だけでなく,C言語との違いや動作原理,コーディングガイドラインなどについて,最新動向を交えて学ぶことができます.C言語を使用している組込みソフトウェア技術者,C++言語は知っているが組込みシステム開発での留意点を学びたい方,C++言語を採用した場合の開発プロセスへの影響を把握したい管理者の方などを対象に,座学と演習を通じて,入門的な内容を丁寧に解説します. |
実習機材 | ・受講者が使われるPCのウェブブラウザを使用します. ・事前に,以下URLにアクセスを行っていただき,こちらの画面が表示されることを確認ください. https://wandbox.org |
到達目標 | ・組込み製品の開発においてC++言語を使用できるようになること ・組込みシステムにおけるC++言語の動作原理と使用上の注意点を理解できる こと |
対象者 | ・組込みシステムやソフトウェアの開発業務に従事されている方,あるいは,今後従事される予定の方 ・組織内で機能安全やセキュリティへの対応を検討,監督する立場にある方 |
前提条件 | ・組込みシステムの基礎知識を理解していること ・C言語の基礎知識とプログラミング能力を有していること |
講義計画 | 第1部 C++入門 ・クラスの基礎 ・コンストラクタ&デストラクタ ・メンバ関数,アクセス制御 ・演算子の多重定義,継承,仮想関数 ・静的なエラー検出,参照型,名前空間,多重定義とテンプレート,例 外処理 ・演習 第2部 組込みシステムとC++ ・C言語との違い,拡張と相違点 ・C++とアセンブリのインタフェース ・初期化と終了処理 ・演習 第3部 発展的な話題 ・C++の移植性 ・AUTOSARにおけるC++ ・C++の最新情報 |
評価方法 | enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」履修者がこの科目を受講した場合の修了認定基準は,次のとおりです. ・理解度テスト60点以上 ・全時間数を出席していること |
備考 | 本科目に関連する科目: ・機能安全,安全技術を深く学びたい方→→組込み/自動車システムの機能安全規格と安全分析演習 ・セキュリティを深く学びたい方→→組込み/自動車セキュリティ初級→→組込み/自動車セキュリティ中級 ・車載ソフトウェア基盤技術AUTOSAR APを深く学びたい方→→AUTOSAR AP入門 お申込みや開講に関わる諸条件は,公開講座開講規約のページをご覧ください. |