組込み/自動車システムの機能安全規格と安全分析演習

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科目名 組込み/自動車システムの機能安全規格と安全分析演習
開講日 [e-Learning] 2026年5月11日(月曜日)~2026年5月25日(月曜日)
[Zoom講義] 2026年5月26日(火曜日)から27日(水曜日)の2日間
開講時間 [e-Learning] 3時間程度の動画コンテンツを期間内に視聴
[Zoom講義] 9時30分から17時00分 (9時00分開場,集合時刻9時15分)
受講申込期間 2026年3月23日(月曜日)~2026年4月21日(火曜日)
受講料 70,000円(税込)
enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」のコース受講料に含まれますので,同コースの履修者には請求しません.
定員(先着順) 30名
会場・留意事項 ・Zoom講義の前に,必ずe-Learning教材による事前学習を実施してください.(3時間程度の動画コンテンツ)
・テキストは,受講者に事前に送付します.
・勤務先や自宅などから,Webで受講してください.
・Webでの講義配信に,Zoomを使用します.
・必要な機材は,PC,ヘッドセット,通信環境です.カメラは任意です.
詳しくは,こちらでご確認ください.
https://zoom.us/test でZoomの基本動作を確認できます.
・質疑応答やグループワーク(発表含め)等は,Zoomで実施します.
・修了テストは,Webテストや,問題のWeb配信とE-mailでの提出などで実施します.
・ネットワークトラブルにより受講ができなかった受講者には,後日に録画データを配信します.
・インターネット回線(モバイルルーター含む)は,通信容量制限や速度制限のない契約プランでご使用ください.制限を超えると画像が映らない,音声が途切れる等のトラブル発生の可能性があります.
講師 高田広章(名古屋大学),森川聡久(ヴィッツ)
講師は都合により変更する場合があります
講座概要 機能安全とは,機能的な工夫と安全性の高いプロセスを導入することで,許容できるレベルの安全を確保することをいいます.

近年の組込みシステムに関する事故増加に対し,欧州を中心に国際的に機能安全規格への遵守が求められる傾向にあります.しかし日本は欧州と比べ,機能安全への理解や対応が遅れている傾向にあり,国際競争において不利な状況にあり,早急に対応していく必要があります.また,近年の組込みソフトウェアの規模増加に伴い,ソフトウェアの誤動作による問題が増加しているため,特にソフトウェアの機能安全対応が重要になってきています.

この講座では,機能安全の基礎を講義と演習を通じて学習します.
講義では,機能安全の概要,機能安全認証,組込みシステムに求められる機能安全対応の方法 と安全対策について,具体的に紹介いたします.
演習では,ある組込みシステムを題材として,システムレベルとソフトウェアレベルでの安全設計を段階的に学びます。講義で学んだ安全分析手法を用いて,実際に安全分析を行います. 次に,安全分析の結果に対して,対策を検討し,再設計を行っていただきます.システムレベルとソフトウェアレベルの機能安全設計を,一通り体験していただく事により,機能安全における安全設計で何が必要かを学んでいただきます.

オンライン講義に加えて,オンライン・グループ演習を数多く取り入れていることが特徴です.
所属やバックグラウンドの異なる受講者がグループを組み,安全分析や安全対策を検討しながら資料にまとめます.
オフラインでのグループ演習と比べると,お互いの様子を把握しにくい側面もありますが,一方で,検討資料を画面で共有し,議論の結果をお互いに説明し合うことで,効率的かつ高い学習効果が期待できます.

安全や品質に関する技術者だけでなく,システムアーキテクトやソフトウェア技術者にとっても必須となる知識とスキルを,2日間の研修とe-Learningの併用により,包括的に学ぶことができる貴重な機会です。組込み初級者から中級技術者まで,幅広い方々に体験し,学んで頂くことができます.

この講座は,2016年度まで"組込みソフトウェア技術者のための機能安全"として実施した講座の内容を改良して,より多くの演習時間の確保と,内容の整合性を高めた講座です.大枠は,2016年度まで開講していた"組込みソフトウェア技術者のための機能安全"と同様です.
実習機材 特になし
到達目標 次の各項目について理解して,説明できるようになること
・機能安全の概要を理解する
・機能安全のためのソフトウェア設計パターンを理解する
対象者 機能安全に対応した組込みシステム技術者,組込みソフトウェア技術者
前提条件 組込みソフトウェア開発経験があること
講義計画 [事前学習/e-Learning]※必須
・機能安全技術の基礎(enPiT-Reskill動画コンテンツ/3時間程度)
(※)本講義は事前学習(e-Learning)視聴完了が必須です。必ずe-Learning教材による事前学習を実施してください.

[1日目]
1時限
・機能安全と安全システム技術(講義)
・機能安全e-Learning(高田先生講義動画)に対する質疑応答(講義)
2時限
・機能安全の目的と達成方法(講義)
3時限
・システム安全設計(講義)
4時限
・システムの機能安全設計演習(講義・演習)
[2日目]
1時限
・システムの機能安全設計演習(演習)
2時限
・システムの機能安全設計演習(演習)
3時限
・システムの機能安全設計演習(演習)
4時限
・ソフトウェアの機能安全設計(講義)
・ソフトウェア詳細設計レベルの安全設計事例紹介(講義)
[参考資料]
・ソフトウェアに対する安全対策(松原先生講義動画)
評価方法 enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」履修者がこの科目を受講した場合の修了認定基準は,次のとおりです.
・理解度テスト60点以上
・全時間数を出席していること
これまでに受講された方々の声 大変有意義な講座でした。機能安全とは何か。という状態で臨んでいたところもあり、ハードルは少し高く感じたが、理論的な側面から演習につなげられていて最終的には基本的な理解ができた気がしている。 ただ、実践をしてみないことには、実施することでの難しさ等経験できていない点は多いとも感じた。ミクロな視点とマクロな視点を使い分ける難しさも感じた。
能安全=フェールセーフ機能を持たせること」と思っていたが、どれほどの安全性で作るのか、製品の安全性を説明できるのか、といったプロセスや思考、目標といった個々人の「技術」ではなく組織・個人の「リテラシー」の側面が大きいことに驚いた。しかし、安全のためには「これをすればよい、ここまでやればよい」といった正解のようなものがないか明確でないため、十分に理解できたかが不安である。 復習することで、安全・機能安全についての理解を深めていきたいと思う。
機能安全に今後対策を進めるにあたり,規格からは読み取ることのできない具体例,経験等を交えた講義であったため,自社の現状と照らし合わせながら学ぶことができた.

*enPiT-Pro Embの講義について語っていただいた,受講者の声(インタビュー形式)はこちらから.
備考 お申込みや開講に関わる諸条件は,公開講座開講規約のページをご覧ください.
enPiT-Pro Emb向けの文部科学省BP要件該当授業時間数(実務家教員)情報:この科目は12時間です.